大阪ガスのESを解説してみる
安定して保守的というイメージが強いインフラ業界ですが、大阪ガスはその中でもチャレンジングな企業です。採用の姿勢にもそれが現れていて、将来の経営幹部候補者対象のサマーインターンシップを開いたりしています。インフラではないですが、JTも「変わろう」「チャレンジしよう」という姿勢が採用から見えますね。
北米のシェールオイル・ガスは、中東へのエネルギー依存度の高い日本にとって、調達先の分散という意味で、大きな期待が寄せられていた。大阪ガスは日本企業として初めてシェールガス開発に直接投資に乗り出し、資源の上流に食い込み、安定調達を図ろうとしたが、頓挫した格好だ。
なぜシェールガスはカベにぶつかっているのか | 資源・エネルギー | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
この記事では失敗したプロジェクトについて述べられていますが、日本企業として初めての試みを行うチャレンジングな姿勢が見てわかりますね。
さて、こういうエントリーシートでは設問の意図を把握して、いかにそれに沿った答えを書けるか、ということが大事。でも就活生の立場だとそういう意図ってあんまりわからなかったりするので、その辺を解説しますよ。
一般的なESの書き方はこちら
【学歴別】ES(エントリーシート)の考え方 - 論理と情緒と情熱と。
ESをわかりやすい構成で書くコツ「状況・複雑化・疑問・答え」(考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則) - 論理と情緒と情熱と。
大阪ガス13卒ES
- あなたが学生時代にエネルギーを注いだことはどんなことですか?タイトルをつけてください(30文字以内)
- あなたが学生時代にエネルギーを注いだことで、創意工夫したこと、挑戦したことなど、具体的にあなた自身がとった行動について説明してください。(300文字以上500文字以内)
いわゆる「学生時代に頑張ったこと=自己PR」ですね。これだけの字数があるのならば、その活動の概要まで含めて書いていいでしょう。つまり、その活動がどれくらいエネルギーを使うものだったのか(活動内容、活動頻度、団体人数など)、を書くのです。そしてこのエピソード全体を通してアピールしたいポイントも併せて考えてくださいね。詳しい書き方はこちら。
面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方前編:面接官の意図 - 論理と情緒と情熱と。
面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方後編:ー効果的な自己PRの構造ー - 論理と情緒と情熱と。
- あなたは、仲間の中ではどんな存在ですか?タイトルをつけてください(30文字以内)
- どんな仲間なのかを説明し、その中でのあなた自身について具体的に教えてください。(300文字以上500文字以内)
この設問では、あなたの人間性や、チームで仕事をした時にどのような立ち位置で仕事をするのか、ということを見たいのです。これも自己PRなので、上で紹介したリンク先のフレームワークを使って書くとうまく書けます。ビジネスにおいては何事もチームプレーなので、自分一人だけで何かを成し遂げようとする人は求められていません。チームで何か成果を出した経験を書くのが最も好ましいでしょう。
また、普段あなたがどのような人たちと付き合っているかを知ることによって、あなたの人となりを図ろうともしています。類は友を呼ぶって言いますしね。大阪が素敵には、成長志向だったり向上心のあるグループに囲まれているような人のほうがウケはいいでしょう。
- あなたのPR写真についてコメントを記入してください。(45文字以内) ※撮った状況、感想、何でも構いません。
これも単純にあなたの人間性を知りたいものですね。さらっと向上心や、タフネスなどをアピールできるといいですね。