論理と情緒と情熱と。

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NTT東日本のESを解説してみる

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NTT東日本、こちらも超人気企業の一つですね

日本経済新聞は20日、NTT東日本が28日から、インターネット上に仮想商店街を開設すると報じている。同サービスは同社の光回線サービス「フレッツ光」の加入者向けに提供され、限定の特典や割引等の導入で、契約者の他社への転出を抑える狙いがあるとのこと。


インターネットに不慣れであったり、ネット通販に不安を覚えるユーザーも買い物ができるよう、ネット通販でありながら電話で買い物をサポートを行ったり、商品の代金を通信料金とまとめて払えたりするのが大きな特徴となっている。
NTT東日本、仮想商店街に参入へ ―日本経済新聞 | GGSOKU – ガジェット速報

これって、要は高齢者向けのサービスだとは思うんですけど、ここまでのニーズってあるんですかね。身体が弱って外にでるのも億劫みたいな人にとっては非常にありがたいサービスだと思うのですが、NTTのユーザーさんはどういう人達って多いのでしょうか。
なにはともあれ、高速インターネットもはやあたり前になってきて、こういう付加価値を付けないと契約を取るのは難しいのでしょうが、はたしてどうなるでしょうか。

さて、こういうエントリーシートでは設問の意図を把握して、いかにそれに沿った答えを書けるか、ということが大事。でも就活生の立場だとそういう意図ってあんまりわからなかったりするので、その辺を解説しますよ。

一般的なESの書き方はこちら
【学歴別】ES(エントリーシート)の考え方 - 論理と情緒と情熱と。
ESをわかりやすい構成で書くコツ「状況・複雑化・疑問・答え」(考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則) - 論理と情緒と情熱と。

NTT東日本14卒ES

  • 大学時代、あなたが最も力を入れて取り組んだことは何ですか?苦労したことや工夫したことも踏まえて教えてください。(400文字)

典型的な自己PRですね。このエピソードを通してあなたが何をアピールをしたいのかをしっかり明確にした上で、取り組んでください。詳しくはこちら。

面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方前編:面接官の意図 - 論理と情緒と情熱と。
面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方後編:ー効果的な自己PRの構造ー - 論理と情緒と情熱と。

  • 無限の可能性をもつ通信を活用して、あなたはNTT東日本でどのような未来をつくりたいですか?(300文字)

これ、面白い設問ですね。あなたがどういう世界観を持っているか、ということを見たいのでしょう。ドコモの記事でこんなことを書きました。

通信会社の社会的価値って、コミュニケーションのインフラを提供していることだと思うんですよね。「つながりたい」という思いは、孤独を嫌う人間の根源的欲求でもあると思うし、一方でビジネスの効率性も著しく高めてくれる。そういう視点から志望動機を書いたら良いのではないでしょうか。

私がもし書くとしたら、上で書いた「コミュニケーション」というところに焦点を当てて、「寂しさを幸せに変えるインフラの実現」とか「日本企業の生産性を高めて世界で勝てるように、通信インフラを整えたい」とかたぶん言いますね。

どこにいても誰とでもコミュニケーションできる、そんな世界になったら素晴らしいですね。

  • その未来をつくるために、今後あなたはどのように成長したいですか?(100文字)

ここでの「成長」ってどういう人間になって、どういう能力を磨いて、どういう役割で仕事をしたいかってことですね。100字と少ないのは気になりますが、もちろん一つ前の設問と整合性が取れるように、「どういう役割で実現に関わりたいか」を先に考えてから書くと書きやすいでしょう。

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