「キャズム」とは。イノベーションを起こすプロダクトが必ず通る道
今回起業論みたいな授業があったのですが、割と興味がある内容だったので、まとめをアップします。
まず、キャズムについて。
世の中では、例えばiphoneのような革新的な製品が次から次へと新しい製品が出てきているわけですが、実際に私たちの目に届くものはわずかです。
僕の解釈ですが、「キャズム」という理論は、イノベーションを起こすような製品が市場に受け入れられていく道すじを考えたときに、二段階の市場を想定しています。
一つ目は初期市場という、イノベーションwelcomeな場所。
二つ目は主流市場(メインストリーム市場)という一般大衆。
もちろん後者で受容されることのほうが難しく、前者で成功しても後者で失敗する、という例がたくさんある、というのがキャズム理論です。
- なぜキャズムが生じるか。
- キャズムとは
- ハイテク製品などのイノベーションにおいて、初期市場の成功を主流市場にもたらせないこと。
http://chiteki100.blog92.fc2.com/より引用
このかけているところが「キャズム」とよばれるもの。
- (革新的な製品が最初に受け入れられる)初期市場を構成するイノベーター・アーリーアダプターと、(次に普及する)主流市場のアーリーマジョリティを占める実利主義者とは、その購買心理が全く異なる
- つまり、前者の市場で受け入れられたからといって、後者で受け入れられるとは限らない
- イノベーター・アーリーアダプターに対しては多少使い勝手が悪くても、斬新で未来を変革するパワーを秘めているならば、不便な点は創意工夫して利用する
- 初期市場は全体の16%にしか過ぎない
- アーリーマジョリティに対しては、①具体的かつ実利的な目に見える成果②工夫なしに簡単に使えるユーザー・インターフェイス③過去の実績(信頼できるかという尺度)、がマーケティングとして重要である
- 克服法は?
1.(主流市場内の)ニッチ市場の選定
- 大きな市場を相手にするとどうしてもアピールが散漫になるので、製品の効果が最も期待できるニッチ市場を特定し、そこへ集中的にアプローチするのが効果的。そこで成功を収め、その成功をてこに周辺市場へ展開していく。それは主流市場で実績を作ったという既成事実を築ける。
- ターゲットカスタマーを選定。ターゲットカスタマーとは対象とする市場で大きな問題を抱えており、低居する製品で大きくそれを解決できる人のこと
2.ホールプロダクトの構築
- アーリーマジョリティの層が完全パッケージを要求していることにほかならない
- 工夫せずに簡単に使えるユーザー・インターフェイス
- プロダクトの構築構築
コアプロダクト :製品の基本的な機能である
期待プロダクト:期待するベネフィットである
拡張プロダクト:顧客の期待を上回る製品
理想プロダクト:将来的に提供できる価値の全てを兼ね備えた製品サービス
まずはコアプロダクトから順に展開
3.ポジショニングの設定
- まずは競争相手を明確にし、その上で製品のポジショニングを確立することが必要
- エレベーターステートメント
4.流通チャネルと価格の設定
- 販売チャネル
- その販売チャネルに対象市場へのパイプがあるか
- クロッシング・ザ・キャズム・を前提にした場合、注目すべき販売チャネルが直販
- 価格設定
- コスト志向型:製造コストが基本
- 顧客志向型:顧客が購入するであろう価格が基本
- ①それは売れる価格か
- ②それは販売チャネルにとって売る意味のある価格か
- 消費者の区分
- イノベーター
専門知識が豊富
専門知識がを用いた応用よりもむしろ知識の取得そのもの額目的になることが多い
新しい知識をすぐに手に入れたがる
- アーリーアダプター
対人コミュニケーションに優れる
コミュニティのオピニオンリーダーの位置を占める
相対的に豊富な資金
- アーリーマジョリティ
直接的で目に見える実利的な成果を求める
周囲を気にする
イノベーションの採用に長い時間を要する
- レイトマジョリティ
保守的
従来のやり方を頑なに守る
イノベーションに対し懐疑的で警戒心が強い
イノベーションを採用するのは圧倒手ぉ多数の採用を見極めてから
動きは遅いがヴォりュームは大きいため、ここに新製品を売り込むことは大変魅力的
- ラガード
イノベーションを採用する条件はどこから確実に恩恵を受けられるかどうか
これアップしながらテストで盛大にミスったことを発見しました
おおおお...