人間を変える三つの方法by大前研一
私はこの一年を今までの一年とは一線を画したものにしたいと思っています。それは、今までは部活動やゼミ活動やらなんやらで(もちろんそれらは十分に刺激的で楽しかったが)、自らを忙しくしていたことが、結果的に自分の志向性に嘘をつくことになり、それらを「続けない」と決断することへの抵抗感が、自らの判断を誤った方向に向けていたのではないかという後悔があるからです。
自分を変えたいと思った時によく引き合いに出される言葉として、
人間が変わる方法は3つしかない。
・1つは時間配分を変える。
・2番目は住む場所を変える。
・3番目は付き合う人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。
行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない
(大前研一)
というものがあります。この言葉は非常に納得感があります。思えば今までの自分の人生、特に大学に入ってからは、常に三要素のうちのどれかを変化させてきて、その度に自分に変化が生じてきたと言えます。大学受験の時、家で勉強しようにもなかなか誘惑があってはかどりませんでしたが、高校の自習室や図書館に勉強場所を移すことにより生産性が飛躍しました。人間関係においても、学部の友人や部活動の友人、ゼミの友人、学外の友人、就活で出会った方々、社会人など、そのときどきにおいて主に付き合う人たちは変わってきましたし、それにより自分の志向も変わってきたように思います。
さて、これからの一年間について、この三要素をどう考えていくか。
時間配分については、今までゼミ活動や部活動などでほとんどの時間を取られ、自己投資のためのパーソナルな時間やビジネスに携われるようなことに時間を割きたいと思っています。幸い、部活動もゼミ活動も一区切りついたので可能になりそうです。具体的には長期インターンに参加して社会人のための準備を、いろいろな見聞を深めるという意味で読書(小説などではなくて、金融の知識やロジカルシンキング、キャリアについてなど)をしたいと思っています。加えて、英語の勉強したい。
旅行などもしたいと思いますが、今回のこの時間配分は日常生活においてということなので分けて考えます。
長期インターン30%、読書や勉強30%、英語10%、その他30%といったところですね。
次に住む場所について。これは実際に住む場所を変えるというのは難しいので、活動拠点を帰るということになるでしょうか。今までは大学のキャンパスを中心に過ごすことが多かったので、今の私の環境から考えると、インターン先を拠点に、ということになるでしょうか。
最後に、付き合う人について。部活動は引退したので、今まではゼミの人達と学部の友人が主でした。なのでこれを変えて、インターン先の人たちと新しく会う人たちで種なる部分を構成したいと思います。新しく合う人たちというのは、新しい人たちにどんどん会っていきたいということです。今まで自分の大学生活の中でも、一時期新しい人たちと会いまくった時期がありましが、良くも悪くも刺激的でした。また、そういう初対面の対人関係においても適切なコミュニケーションがとれるようにコミュ力を磨いていきたいです。
これからの一年では、これが一つの指針となるでしょう。一年後、もう一歩先を歩いているために。