論理と情緒と情熱と。

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日本製紙のESを解説してみる

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製糸業というと過去の業界のような気もしますが、日本製紙は調子がいいようです。

日本製紙、4~12月経常益33%増の187億円: 日本経済新聞

しかし、

  • 円安で欧州や中国からの輸入紙が国内で割高になり、日本紙の生産量が伸びた
  • 消費増税の駆け込み需要で段ボール原紙も好調だった

とあるので一時的な要因によって増加しただけなのかもしれません。

円安による新・パルプの輸入原料の高騰、国内紙の需要の低迷、中韓など新興諸国の安値攻勢の三重苦にあえぐ日本の製紙業界。本家、分家などと言っていられる状況にないことは明らかだ。北越が提携を解消して大王株式を売却すれば、業界地図は一から描き直さなければならなくなる。
苦境の製紙業界、再編のカギを握る大王の迷走…創業家内の争い、北陸紀州との対立

業界全体としては苦しいのは間違いないので、ここからどう生き延びていくかが注視されます。

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さて、こういうエントリーシートでは設問の意図を把握して、いかにそれに沿った答えを書けるか、ということが大事。でも就活生の立場だとそういう意図ってあんまりわからなかったりするので、その辺を解説しますよ。

一般的なESの書き方はこちら
【学歴別】ES(エントリーシート)の考え方 - 論理と情緒と情熱と。
ESをわかりやすい構成で書くコツ「状況・複雑化・疑問・答え」(考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則) - 論理と情緒と情熱と。

日本製紙14卒ES

  • 『学生時代に力を入れて取り組んだこと』 現在達成していなくても取り組んでいる途中でも構いません。 どういったことに取り組んできたのか、取り組んでいるのか。 どういった考えを持って、どういった行動を取ったのか。 (400字以内)

いわゆる学生時代にがんばったこと=自己PRですね。どんなポイントをアピールしたいのかを明確にした上でエピソードの組み立て方を考えて下さい。エピソードの組み立て方の詳細はこちら。

面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方前編:面接官の意図 - 論理と情緒と情熱と。
面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方後編:ー効果的な自己PRの構造ー - 論理と情緒と情熱と。

  • 『企業選択のポイント』 皆さんが企業を選択する際に何を、なぜ重視しているのか。 そのポイントを見極めるために必要なことは何か。 (400字以内)

これは就活の軸とも言えますね。基本的に志望理由は、「就活で重視する軸」で構成されるべきです。「こういう部分を重視して、御社にはそれが当てはまるから、御社を死亡しています」というロジックです。
志望動機の詳しい書き方についてはこちら。

面接ES全てにつながる本質的な志望動機の考え方 - 論理と情緒と情熱と。
志望理由で「成長したい」と言う就活生がいたら迷わず落とします - 論理と情緒と情熱と。


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