論理と情緒と情熱と。

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野村信託銀行のESを解説してみる

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野村グループ内の信託銀行ですね。NISAも始まりますし、これから個人の投資信託も一般的になるのではないでしょうか。

NISAの申し込み年内に865万件に 野村総研が予測

NRIもかなり増えると予測しています。僕自身もNISA始めようかなって思ってますし。
資産運用する際に、元手100万円を110万円に増やした場合に、資産運用の儲けは10万円ですよね。従来は、この10万円に最大20%の税金がかかっていたのですが、NISAは少額の投資ならそれを非課税にしてくれる制度です。政府としてはこれによって投資を活発化させるのが狙いでしょうね。

さて、こういうエントリーシートでは設問の意図を把握して、いかにそれに沿った答えを書けるか、ということが大事。でも就活生の立場だとそういう意図ってあんまりわからなかったりするので、その辺を解説しますよ。

一般的なESの書き方はこちら
【学歴別】ES(エントリーシート)の考え方 - 論理と情緒と情熱と。
ESをわかりやすい構成で書くコツ「状況・複雑化・疑問・答え」(考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則) - 論理と情緒と情熱と。

野村信託銀行14卒ES

  • 志望理由

一般的な志望理由ですね。信託銀行がなぜいいのかという業界の志望理由と、その中でなぜ野村信託銀行なのかという2つのポイントから書くとよいでしょう。詳しくはこちら。

面接ES全てにつながる本質的な志望動機の考え方 - 論理と情緒と情熱と。
志望理由で「成長したい」と言う就活生がいたら迷わず落とします - 論理と情緒と情熱と。

信託業務の社会的価値というのは、資金提供者にとっては資金運用によって今後のライフプランをサポートしつつ、資金が必要な企業に資金を提供して経済を活性化させる手助けができることでしょう。株式運用など他の投資手段と何が違うかといえば、当信託はポートフォリオを組んで複数の資産を組むことでリスクをヘッジ(低下)させ、個人にとって投資のハードルを下げていることです。日本の預金率の高さに問題意識を感じていて、米国のように個人が投資に回すようになればもっと経済がうまくいくと信じていて、そういう社会づくりに貢献したい、とか言っとけばいいのでは。私ならそう書きますね。

  • 学生時代に力を入れたこと

学生時代に力を入れたこと=自己PRですね。エピソードだけじゃなくアピールポイントも忘れずに。詳しくはこちら。

面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方前編:面接官の意図 - 論理と情緒と情熱と。
面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方後編:ー効果的な自己PRの構造ー - 論理と情緒と情熱と。

  • 最近関心をもっている出来事

もちろん信託などの金融業界を目指しているならそれに関連したニュースを取り上げるのがよいでしょう。経済とか金融とか。NISAでもいいとは思いますけど。
次点として、自分の価値観が伝えられるようなエピソードでもいいですね。最近こういうことがあって、自分はこうして、こう感じた。そういうエピソードからあなたの成熟した人柄が見えるようなエピソードだとよいでしょう。

  • 当社先輩社員に聞いてみたいこと

説明会やパンフレット等でわかるような話をここで聞いていてはダメですよね。質問にも良い質問とそうでない質問があるので、良い質問をしてアピールしたいわけです。
「良い質問」というのは相手が伝えたいことを答えられうような質問です。しかも、ちゃんと企業のことわかってないと出てこないような深いもの。用はたくさん企業のこと調べて人と会えば必然的に出てくるのでがんばってね。

参考
面接の「最後に何か質問はありますか」へ的確に答える方法 | 賢者の就活


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