三菱化学のESを解説してみる
化学メーカートップの三菱化学です。
三菱ケミカルホールディングス(HD)は6日、健康や医療関連などのヘルスケア事業を統括する子会社「生命科学インスティテュート(LSI)」を4月に設立すると発表した。HD傘下のヘルスケア関連4社間の相乗効果を引き出し、在宅医療や健康サービスなどの分野へ事業を拡大する。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140206/biz14020621350029-n1.htm
ヘルスケア分野ってことしかわからなかったので、何やる会社なんだろうって調べてみたらかんな感じみたいです。
3.生命科学インスティテュートの事業戦略
4社の既存ヘルスケア関連事業を強化・成長させ、当社グループ内でのより一層のシナジーを実現するとともに、外部との積極的なアライアンスを通じてヘルスケアに貢献する各種イノベーションを生み出し、新たな収益事業の創出・拡大を図ります。ターゲットとする事業領域は以下のとおりです。〔1〕健康・医療ICT
健康検診等、健康に関する情報を活用して、予防、健康維持・増進サービスを提供し、健康長寿社会実現に貢献する。〔2〕Advanced Medication(次世代医療)
再生医療、在宅・遠隔医療、個別化医療等の次世代医療実現に貢献する。〔3〕創薬サポーティングインダストリー
創薬研究・開発プロセスに関する種々の機能を一括して提供し、創薬事業の発展に貢献する。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=354800&lindID=4
とりあえずこれから増えるしかない高齢者に対するサービスを行うための会社ってことですね。割合的には間違いなく増えていくパイなのですから、ここに手を打たないわけはありません。そういえば、住友化学も健康医療系の事業の従業員が多かったですよね。
さて、こういうエントリーシートでは設問の意図を把握して、いかにそれに沿った答えを書けるか、ということが大事。でも就活生の立場だとそういう意図ってあんまりわからなかったりするので、その辺を解説しますよ。
一般的なESの書き方はこちら
【学歴別】ES(エントリーシート)の考え方 - 論理と情緒と情熱と。
ESをわかりやすい構成で書くコツ「状況・複雑化・疑問・答え」(考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則) - 論理と情緒と情熱と。
三菱化学14卒
- 学生時代に力を入れたこと。テーマ・内容
「学生時代に頑張ったこと」=「自己PR」ですね。ただ「学生時代に力を入れたこと」となっていますが、必ずアピールポイントを含めてください。以下が参考になります。
面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方前編:面接官の意図 - 論理と情緒と情熱と。
面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方後編:ー効果的な自己PRの構造ー - 論理と情緒と情熱と。
- 当社への志望理由と志望職種(営業)を希望する理由をお書き下さい。
志望理由ですね。業界への志望理由、その中でもなぜ三菱化学7日、その中でもなぜ営業なのか、の三点に分けて書くと書きやすいですし、わかりやすいESになります。
面接ES全てにつながる本質的な志望動機の考え方 - 論理と情緒と情熱と。
志望理由で「成長したい」と言う就活生がいたら迷わず落とします - 論理と情緒と情熱と。
- あなたが三菱化学にどうのように貢献できるかお書き下さい。
これも基本的には自己アピールです。「自分のアピールポイント」「それを裏付ける危険」「そのアピールポイントが実際の仕事でどのように活きるか」という要素が入っていれば大丈夫でしょう。
どういうポイントが仕事で評価されるかというのは様々あるとは思いますが、書きやすいところでいくと、向上心、粘り強さ、信頼性、コミットメント、などではないでしょうか。
メーカーでの働くということの空気をつかむために
就活生にとって実際に働くことはどのようなことかというのはつかみづらいものですが、以下の経済小説や書籍はそういった「空気」をリアリティをもって描いています。そういう空気みたいなものがわかっていると、志望動機を考えたり選考に望む上で非常に有用なので、是非読んでみてください。
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