論理と情緒と情熱と。

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カゴメのESを解説してみる

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個人的には野菜ジュースのイメージが強い、カゴメです。食品メーカーですね。


カゴメ、農業で売り上げ100億円に王手 | 食品 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
農業にも手をだしていたんですね。順調に成長しているようです。
カゴメといえば飲料やケチャップなど加工食品のイメージが強いですが、こういった川上の原料の部分まで進出することで、取引コストを削減してシナジーを生み出しているのでしょう。こういうの垂直統合とかいいますね。
それに、農業の分野はこれからTPPで加速していく分野でもありますし、農業事業単体での成長も期待できますね。

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さて、こういうエントリーシートでは設問の意図を把握して、いかにそれに沿った答えを書けるか、ということが大事。でも就活生の立場だとそういう意図ってあんまりわからなかったりするので、その辺を解説しますよ。

一般的なESの書き方はこちら
【学歴別】ES(エントリーシート)の考え方 - 論理と情緒と情熱と。
ESをわかりやすい構成で書くコツ「状況・複雑化・疑問・答え」(考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則) - 論理と情緒と情熱と。

カゴメ14卒ES(事務系総合職)

  • 「あなた」を表すキャッチコピー
  • それが良く分かるエピソードを教えてください

これは自己PRです。「学生時代がんばったことはなんですか」と問われているのと一緒ですが、学生時代のエピソードでなくても大丈夫でしょう。アピールしたいポイントが、仕事をしてから本当に役立つものなのかを考えた上で書きましょう。

  • 今までの人生で一番印象に残っているシーン

これはあなたの価値観を問うている設問です。その印象に残っているシーンがなぜ印象に残っているのか、どのように自分にとって衝撃的だったのかを記述してください。身内の不幸などは避けた方が無難でしょう。
この設問も、あなたのどういう価値観やポイントをアピールしたいのかを考えた上で書いてください。たとえば、大会で優勝して達成感を感じたことを書くなら、案に向上心があるということをアピールできるでしょうね。

  • 学生時代に情熱を注いで取組んだこと! 取組んだ事

学生時代にがんばったこと=自己PRですね。
こちらが参考になります。

面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方前編:面接官の意図 - 論理と情緒と情熱と。
面接やES全てにつながる本質的な自己PRの考え方後編:ー効果的な自己PRの構造ー - 論理と情緒と情熱と。

  • 【志望理由】カゴメでないといけない理由を教えてください

一般的な志望理由ですね。業界の志望理由と、その中でなぜカゴメなのかに分けて書きましょう。

面接ES全てにつながる本質的な志望動機の考え方 - 論理と情緒と情熱と。
志望理由で「成長したい」と言う就活生がいたら迷わず落とします - 論理と情緒と情熱と。

  • 自分の「持ち味」、今まで「勉強してきた事」、「培ってきた経験」を活かして、どのような仕事をしてみたいですか?

カゴメに入社してからのビジョンを聞いています。採用ホームページや説明会などで、入社してからのキャリアパスが紹介されているでしょうから、それを参考に、どのようなパスを歩みたいか記述してください。

  • 最近の興味関心とそれに対して行動している事
  • 最近嬉しかったこと!
  • 最近の失敗や反省・・・ 

これら全て、あなたの価値観やコアを把握するための設問です。以下を参考にしてください。

自己分析のやり方がわからない人へ。最小限の努力で最大限の自己分析の方法その1:自己分析が必要な理由とそのゴール - 論理と情緒と情熱と。
自己分析のやり方がわからない人へ。最小限の努力で最大限の自己分析の方法その2:自己分析のハウツー - 論理と情緒と情熱と。