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論理と情緒と情熱と。

就活とかキャリアに関すること多め。「考えたこと」特に、キャリアに関するエントリーを中心に掲載してます。

グループディスカッションにおける4つの選考官の視点

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自分自身もグループディスカッションの選考官をつとめた経験から、どういうところ見て評価しているか、ということを書いていきます。

まず大前提として学歴フィルターの代わりである場合が多い

選考の序盤に課せられるGDの場合は学歴フィルターの変わりをしていることが多々あります。なので学歴がある人は大きなへまをしなければ通る可能性が高いですが、そうでない人は逆に顕著なパフォーマンスを残さないと評価されないでしょう。

面接と共通してみられている部分

グループディスカッションも面接も、会社の人間を選考官として人的リソースを割いているので、そういう観点から共通して見られる、別の言い方をすれば「見えてしまう」ポイントがあります。
それは「直接会わないとわからないその人独自の雰囲気やオーラ」です。いくらアタマよくても、リーダーシップを発揮できても、そういった雰囲気が選考官と合わなければ高確率で落ちてしまいます。「人柄」みたいなものでしょうか。
こればっかりは相性なのでしょうがない部分もありますが、総じて、幼稚に見える学生というのは嫌われます。大企業であるほど、歴史のある企業であればあるほど、人材のレベルが高い会社であればあるほど、人間として成熟している雰囲気を持つ、そういうオーラを持っている学生を好むのです(正直な話、人柄というのはほとんどこの「成熟しているか」というのが90%くらいで、後のたかだか10%で相性の問題になると思うんですよねえ)。

面接官も人間なので、面接とグループディスカッションを明確に分けて選考するというより、一緒に働きたい人を採るわけですから、面接で望むような気持ちでグループディスカッションも取り組めると良いですね。

アタマの良さ

ディスカッションである以上、何らかの課題を解決するわけなので、その課題に対処できるだけの頭の良さは求められてしかるべきです。どの程度求められるかは企業によりますが、コンサルや外資投資銀行・メーカー、ベンチャー企業はレベル高めです。受ける人はロジカルシンキングの練習必須ですね。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

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グループディスカッションは実際の仕事のミニチュアみたいなもので、納期20分の激ムズ課題だと思ってもらえれば、やはり耐えられる知性がないと、その企業で実際に仕事をするのは難しいですよね。

40分を超えるような長いGDの場合、こう言う頭の良さっていうのは、後半での活躍の方が選考官としては評価できます。最初の20分くらいだったら、GD対策で覚えたようなフレームワークをそのまま使うことによって頭をよく「見せる」こと可能ですが、それを超えてくると自分の持っているフレームワークでは対処できなくなり、「フレームワークを超えたところにある本当のアタマの良さ」みたいなもので勝負しなければならなくなってきます。フレームワークは付け焼き刃で何とかなりますが、「本当のアタマの良さ」は長年の積み重ねの中で形成されていくものですし、対応できる状況に多様性があることを示唆されるので、後者の方が評価されるのです。

空気を壊さないこと(そしてできればグループをまとめること)

協調性とか言われるやつですかね。これは場の雰囲気を壊さないこと、大きな波風を立てずに(ある意味で楽しく)できるようにすることです。選考官だって、もし一緒に仕事するならどうせなら楽しく仕事したいですしね。これには人当たりとか、言葉遣いとか、「いかに相手に不快に思われないか」という要素が関わってくるわけですね。

ですが、これは「相手の意見を否定してはいけない」ということではありません。全員イエスマンで、否定のない議論で質の高いアウトプットは出せません。間違っていたり非効率な部分を否定して改善していくことを繰り返していって初めて生産性は向上するのです。

問題はその否定の仕方で、単純に批判するような言い方では相手の機嫌を損ねてしまう可能性もあるので、柔らか言い方・言い回し・雰囲気でする必要があるんですよね。例えば否定する前には必ず相手の意見の一部を肯定するとか。

最後にイイタイコト

これは本人もわかっているとは思うのですが、選考官していて悲しい気持ちになるので声を大にして言いたい。
喋らなければ評価できない!
本当に、やっぱり発言内容からモチベーションとかスタンスとか雰囲気とか能力を判断するので、落とさざる得ないんですよね。
ワークで一番発言量少なかった人が落ちます、99%。

もし喋りに自信がない場合は、

  1. 議論のフレームワークを習得できてない
  2. 単純に「しゃべること」に慣れてない

のいずれかなので、前者の婆はGDセミナー行くなり対策本読(以下のものがおすすめ)むなりして「解き方」を頭の中に叩き込みましょう。後者で不安がある人は、とりあえず(初対面の人と)しゃべるってことを練習しなきゃいけないので、セミナー行く度に毎回友達3人作るとか目標立てて、周りの就活生に話しかけまくればいいです。良い訓練になりますよ。

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