怖じ気づく自分に克つには「経験」するしかない-「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」を読んで-
ホリエモンは、昔、女の子にめちゃくちゃキョドっていて、話しかけることすらできなかったそうです。なにしろ中高一貫の男子校出身で、女の子とふれあう機会はほとんどなく、大学時代でも全くモテなかったと言います。
東大の語学のクラスで、50人中30人が女子というスペイン語を選んだにもかかわらず、ホリエモンは四苦八苦したのでした。
ところが、全く話しかけることができない。
声をかけようとした瞬間、全身が固まってしまう
女の子が過半数のクラスですから、むこうから話しかけられることもあったそうで、「一緒に返ろうよ」といわれても拒否して一人で返ってしまう始末でした。
今のホリエモンからは信じられないですよね。たくさんのアイドルや女優さんとお仕事されていますし、かつては結婚もされていました。ホリエモンは、自分が変わるきっかけになったのは自信だと言います。
自信→経験→0+1
女の子と話せないのは、彼女らに対して自信がないからで、だから怖じ気づいてしまうのです。そしてなぜ自信を持てないでいるかといったら、それは圧倒的に経験が足りないから。もし、今までに何回も女の子と話した経験があったとしたら、たぶん今回話すとしても、大体今までと同じようになると予測できる。つまり不確実性が小さいということ。不確実なこと、未知のものがほとんどないのだったら、今回女の子を目の前にしても、話しかけることができるし、怖じ気づくこともなくなるのです。
そしてこれは女の子に限った話ではないのです。何かに怖じ気づいてしまうときは、それは自信が足りないからで、そこに経験が足りないのです。人前でスピーチする、見知らぬ人と話す、楽器に挑戦する、スポーツに挑戦する、採用試験の面接。なんでもそうです。あなたには経験が足りない、ただそれだけのことなのです。
逆に言えば、経験を積むことさえできれば、その分野で自信を持つことができ、そこで怖じ気づくことはなくなる。つまり、やるかやらないか、それだけなのです。踏み出せるかどうかという問題しか、あなたの前にはないのですね。
全ての名言は…
昔、こんな記事を書きました。
ほとんどすべての名言は○○を形を変えて言ったものだ - 論理と情緒と情熱と。
結局は、やるかやらないか、それが全てなんですよね。やることに伴うリスクを乗り越えれるか、精神的にふりきれるか、最後はたぶんそこだけなのではないでしょうか。
さあ、ゼロにイチをたして、新しい一歩を踏み出してみませんか。