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ボストン・コンサルティング・グループ スプリングジョブ選考に参加して その2(個別面接)

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前回は論述試験までについて書いたので、今回は論述突破後の個別面接について。

 

 

 

論述の通過連絡メールにて。後日赤坂見附に呼ばれて面接してきました。1スロット10人程度で、全国合わせると20スロット程度あったと推測できるので、この時点で200人残っていた、推測できますが果たしてどうでしょうか。

面接は同じ日に二回行われました。過去には一回目でダメだった人はそのまま帰されたり、面接が日を分けて何回か会ったりもしたらしいですが、今回はそんなことはなかったです。 

 

まず一人目。自己紹介もされないまますぐにケース面接。「あなたの最寄りのコンビニを一つ決めて、その一日の売り上げを推定してください」。典型的なフェルミ推定。目の前に考えるための用紙が置いてあったので一安心。ないところもありましたしね。

先に時間を与えられるわけではなく、面接官と議論しながら議論を組み立てていきました。まあ典型的な問題だったので無難にこなすことができましたが。

途中でミスをしたり自分の中で勝手な前提を仮定してしまったことに途中で気付くも、それに気づいて「修正しますね」と面接官に言えばそれで納得してくれた模様。

たとえば自分の場合は、コンビニの売り上げで、飲食料品だけに途中で限定してしまっていることに気づき、「すいません、今自分で気付いたのですが、無意識に自分の中で飲食料品だけに限定して議論を進めてしまっていました。コンビニの飲食料品にかかわるものの売り上げ、ということで定義しなおしてもよろしいでしょうか」とか言ってました。

フェルミ推定した後は、そこから、このコンビニの利益はどれくらいか、とか、今24時間営業だけど、利益率を最大画化するためには時間帯を削ったほうがいい?といったことを議論しました。

 

そして別の部屋に行くように指示され二人目。少し年次が上がりました。今回も同じようにフェルミ推定だったのですが、ある程度要素分解をしてこれであとは計算すればいい、というところまで来てストップがかかる。「あ、そこまでできたのはわかったけど、その過程って本当に妥当なの?」とひたすら自分がそれまでに組み立てたロジックの妥当性について詰められました。途中、「いやね、相手カウンターオーギュメントしているんだけどね..」と言われましたが、そのように突っ込まれた際に、論理的な切り返しができるか、相手の指摘を真摯に受け止めたうえで議論を昇華させるとができるかが見られていたと感じています。

その後志望動機と逆質問。志望動機にも納得していただけだようなので一安心。

事前情報では、BCGの面接ではロジックよりも人間性を見られている気がした、という記述をよく見かけたのですが、自分はそんなことはあまり感じませんでした。ほぼケースだったし。もしくはその記述を書いた人がロジックがひたすら秀でていて、ロジックについて見られていた部分がほとんど気にならなかったとかいう可能性も考えられますが、憶測の域です。

 

数日後に電話で日程調整の連絡がきた後、マイページで通過連絡が来ました。

 

BCGでの面接対策として以下の本がよく推奨されますが、私自身はあまり。必要性を感じませんでした。

マッキンゼーを受けるなら読みましょう。

次はジョブ本番。

 

参考

ボストン・コンサルティング・グループ スプリングジョブ選考に参加して その1(ES~論述)

ボストン・コンサルティング・グループ スプリングジョブ選考に参加して その3(ジョブ)