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編集というバイアス

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※辰巳准教授から補足のコメントを頂いたのでそちらも参照願います


先日書いた記事「高校の情報教育の弊害?:スマホ普及は進むもリテラシーは身に付かず」に対して、該当記事でインタビューを受けた張本人の方からコメントを頂いたのでそれについて少し。
こんな誰が見てるかわからないような自己満ブログにまでコメントを下さった辰己准教授の誠意に頭が下がります。。

まず、あの記事に関してはtwitterとかでもいろいろと反響があったらしいので、それについて補足点などをtogettterでまとめられていたらしいです。
こちら。



メディアというものには「編集」がつきものですが、そのようなバイアスって本当に見えづらい・分かりづらいんだなあということを目の当たりにしました。
そしてこの記者さんも、当然のことながら悪意や故意などを伴ってやったことではないはずですし、「売れる・ウケる記事を書こう」というメディアのattitudeというかtendencyというかが、無意識に出てしまったのかなあ、という印象です。
紙面の制約などもあるのでしょうが、今まで以上に編集というバイアスを意識せねばならないと思わされたところです。


そして一つ訂正。

その記事を紹介した前回の僕のブログではタッチタイピングとスマートフォンに関して調査された母集団がまるで同じというように書いてしまいましたが、辰己准教授から頂いたコメントによると、実際は異なるそうです。
日経の記事でも、同じだと思われかねないような書き方をされていたのですが、そういうことなら論理的関係性もくそもないですね。
ボロクソ言ってたことをお詫びして訂正いたします。