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投資家の行動におけるバイアス

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投資をする際に、陥りやすいバイアスです

  • 代表的ヒューリスティック(代表性ヒューリスティック):典型的だと考えられることがらに対して、過大にその確率を評価すること。これに関しては代表的な例として、「リンダ問題」というのがあるみたいです。

リンダは31歳の独身女性。ものをはっきりいうタイプで、頭がよく、大学では哲学を専攻した。学生として差別問題や社会正義の問題に強い関心を持っていた。また、反核デモにも参加していた。

さて、次の2つの文のうち、どちらがより可能性が高いか?

A:彼女は現在、銀行の出納係である。
B:彼女は現在、銀行の出納係であり、女性解放運動に熱心である。
http://diamond.jp/articles/-/4677?page=4より

もし、前書きがなくて、単純に、
「ある女性が以下のA,Bである確率はどちらの方が高いか
A:彼女は現在、銀行の出納係である。
B:彼女は現在、銀行の出納係であり、女性解放運動に熱心である。」
という聞き方をされたら、Aだと簡単にわかるはずです。
ここではBはAの部分集合になっています。
しかし前書きがあることによって、「こういう活動をしている人ならば女性解放運動もやってそうだ」というバイアスが働いてしまうのです。

  • 固着性ヒューリスティック (アンカリング):最初に示された特定の数字などに印象づけられること。特定の値を参考にして判断すること。例としては、身長を比べる際に、自分の身長を基準として他人の身長を判断するなどがあります。
  • 心理的会計:人は特定のカテゴリーごとに出費の額や割合をあらかじめ決めているという考え方。たとえば現金払いの場合、それが働き、支払いに躊躇するが、クレジットカードの場合はためらわず払える、等です。
  • 低い確率の過大評価:まんまですね笑 例えば明日10個買えば宝くじで1億円当たる、などですね。